当園について
早苗幼稚園が大切にしている理念・大方針・重点保育内容
理念
● 自立した人
自立を第一の目標とし、その為の基礎となる自信と能力を獲得し、何事にも主体的に取り組むことができる。
● 豊かな人生を歩める人
豊かな知性、感性、論理性のバランスのある生き方ができる。
● 他者に貢献できる人
自身の培った個性や能力を発揮し、自己表現を通して他者の役に立つことができる。
大方針
「簡単なことを正確にする」
簡単なことを正確にする そのためには、どんな事でも、その基礎が大切です。乳幼児期の原体験により形成された自己は、生涯にわたりその人の「人」の基盤となると言われています。つまり、幼児にとって「基礎」とは人間の基礎を形成する時期と言えるのです。単なる知識の丸暗記や、子どもに一見教育的な作業をやらせるということは、乳幼児期の子どもの発達に適しているとは言えません。
その為に、私たちはまず、子ども一人ひとりの精神の安定をはかることにより、素直な心を育てることができると考え、日々保育の実践をしています。
伸び伸びと元気いっぱいに楽しく過ごし、様々な事に興味を示し、素直に驚き、感激をし、喜んだり悲しんだりすることから、園児一人ひとりの豊かな心を育てていく教育・保育を実践しています。
重点保育内容
「基本的生活習慣」の確立
「基本的生活習慣」とは、一般的には「食事・睡眠・排泄・清潔・衣服の着脱」の5つと言われていますが、当園の考える「基本的生活習慣」とは、上記の5つを踏まえて「挨拶」「人の話を聴く」「整理整頓」「清潔に保つ」「基本的人間関係」なども「基本的生活習慣」として扱っております。
これらは、単に生活の基礎のみならず、社会人としての人格形成の最も基礎となる部分も重点的に扱っていると言うことです。これらは「徳育」とも言われることもありますし「躾」とも言われます。
また、「基本的生活習慣」を確立させるためには日々の訓練が必要となります。しかし、その日々の行動は楽しくなければ子どもたちにとっては大変です。従って、私たちは乳幼児期の子どもたちにとって、自然で無理のない形で、入園当初より徹底して「挨拶」や「基本的人間関係」等について卒園までしっかりと一貫性を持ち、継続して取り組んでいます。
基本方針
一人ひとりの子どもが、どの様な状態であっても、今その子どもが可能な限り
より良い方向へ向いている状態=「健全な状態」へと導きます。
- 心身の健全な発達
- 子どもの個性を尊重し、その子に合った自然的な発達ができる心身を育みます
- 精神の健全な発達
- 子ども一人ひとりが安心して、様々な多くのことを経験することによって、多様な感情を培い、豊かな精神を育みます
- 知性の健全な発達
- 環境 ( 置かれている状況 ) において自分の状況がわかり、やるべきことを自分で考えて行動できる脳を育みます
早苗幼稚園はこの3つの基本方針のもと、子どもたちと接する際に、
目指す「子どもの姿」として3つの柱を持っています。
- 自立を第一の目標とし、その為の基礎となる自信と能力を獲得し、何事にも主体的に取り組むことができる子ども
- 豊かな知性、感性、論理性のバランスのある生き方ができる子ども
- 自身の培った個性や能力を発揮し、自己表現を通して他者の役に立つことができる子ども
理事長挨拶
子どもたちに、自分で自分の人生を切り開き、
豊かな人生を歩む力を持ってほしいと切に願っております。
地域の皆様のあたたかいご支援のお陰で、本法人も令和5年に創立75年を迎えました。
各地域で長きにわたり乳幼児の教育・保育にたずさわらせていただけたことに、改めて心より感謝申し上げます。
さて、皆様も感じておられるかと思いますが、近年における社会の変化は加速度的と言ってよいほどの変化を見せています。つまり数年後ですら「先の読めない時代」に突入しているといえると思います。
この情報の溢れる時代において一人の親として(私もその一人ですが)、何が正解か不安になることも多々あるかもしれません。
そのような中で、次世代を生きる子どもたちには、この変化していく世の中をただただ不安に過ごす人生ではなく、自分で自分の人生を切り開き豊かな人生を歩む力を持ってほしいと切に願っております。
私は、そのような力を「豊かに生きる力」と考えています。そして、その力を育むために、当法人では創立当初より変わらない「簡単なことを正確に」を大方針とし、職員一同、基本的なことをおろそかにせず、当たり前のことを丁寧に行うことを意識しており、子どもたちに接する際もその大切さを伝えています。
最後になりますが、かのニュートンの言葉に「私がかなたを見渡せたのだとしたら、それは巨人の肩の上に立っていたからです。」とありますが、私たちも地域の皆様に今まで支えていただいた土台があるからこその今である、という想いのもとに、これからの未来の子育て世代の皆様やその子どもたちの住む、この地域に貢献できるよう、職員一同精一杯努めさせていただきます。
園長あいさつ
子どもだから「まだ無理」ではなく、
子どもだからこそ「体感してほしい」
当園では、「簡単なことを正確に」の法人理念のもと、集団生活を送る中で、『あいさつやお礼ができる』、『決まりやマナーを守ることができる』、『相手の話を聞くことができる』など、これから社会に出ていく子どもたちに必要な力を身につける事が園として大切だと考えています。
この時期の子どもたちは、一見すると生まれて数年だから、周囲の大人は『まだ小さいから私たちがやってあげなければ・・・』と、手を出してしまいがちですが、この時期にこそ、様々なことにチャレンジさせてあげることで社会性が身につき、ひいては生きる力を育むことで、本人の生きることへの自信につながります。
そのように、子どもたちが自らチャレンジでき、かつ安全性のある環境を整え見守ることが私たちの大切な役割であると考えております。
私たち職員は、一人ひとりの子どもたちが、自分でしようとする気持ちを尊重し、温かく見守るとともに愛情豊かに、応答的にかかわっていくことで自己肯定感を育みながら、子どもたちに寄り添う保育をめざしていきます。
園の概要
設置主体 | 学校法人吉川学園 |
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代表者 | 理事長 吉川 歩実 |
施設名称 | 認定こども園 早苗幼稚園 |
所在地 | 大阪府守口市早苗町6-9 |
連絡先 | TEL:06-6991-2595/FAX:06-6991-2656 |
認定こども園の認定類型 | 幼稚園型認定こども園 |
施設の長 | 園長 小池 祐太 |
定員 | 150人(3・4・5歳児) 各学年2クラス 計6クラス 27人(0・1・2歳児) |
園舎構造及び規模 | 鉄骨造3階耐火建築物/敷地面積1078.19㎡/延床面積1215.79㎡ |
園庭面積 | 地上部分644.02㎡/3階部分71.78㎡ |
園の歴史
1950(昭和25)年 | 京阪守口市駅前に早苗幼稚園創立 |
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1955(昭和30)年 | バス通園が始まる |
1966(昭和41)年 | 鉄骨園舎 竣工 |
1967(昭和42)年 | 3年保育始める |
1968(昭和43)年 | 学校法人化 |
1970(昭和45)年 | 大阪万博に出演 |
1972(昭和47)年 | 泉北ニュータウン(堺市)に姉妹園 槇塚幼稚園を開設 |
1978(昭和53)年 | アレルギー食への対応を始める |
1978(昭和53)年 | 宿泊保育を始める |
1979(昭和54)年 | クッキング保育を始める |
1981(昭和56)年 | 園内調理給食が始まる |
1990(平成2)年 | 守口市で初めて保育センター開設(1・2歳児教室開始) |
2010(平成22)年 | 新園舎 竣工(現在地に移転) |
2012(平成24)年 | 定員を150人に増員 |
2020(令和2)年 | 幼稚園型認定こども園に認可 |
第三者委員会・苦情解決について
- ご意見・ご要望の受付担当者
- 副園長 森河 亜由美
- ご意見・ご要望の相談解決責任者
- 園長 小池 祐太